東京都千代田区
本日は昌平橋公衆便所を紹介します。千代田区管理の公衆トイレです。
名称の通り、昌平橋の近くにあります。またトイレの上に中央線の線路(高架)が通っています。
秋葉原と御茶ノ水を徒歩で行き来するとほぼ中間地点にこのトイレがあります。
現トイレの建物は1998年に完成したものですが、それから約25年の間に少なくとも2回は改修されています(1回目の改修は内装にはほとんど手を加えられていないが)。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのマーブライトカウンター ボウル一体タイプが1連の設置です。
小便器はTOTOのUS900R(だったと思う)が2台の設置です。
大便器個室は洋式1室の設置です。
便器はTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS530P、便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR?)です。
個室内はあまり広くないにも関わらず無理くりベビーシートを設置したらしく便器の上に覆いかぶさるようになっています。
その他にベビーチェアもあります。
この写真を見てわかる通り、個室内の奥行きはあまり広いとは言えず、なおかつ扉が内開きであるためベビーカーとともに入室するのは難しそうです。
多機能トイレ
男性だとちょっと使い難そうな女性用トイレ入口の手前にあります。
TOTOの「コンパクト多機能トイレパック(現:コンパクト・バリアフリートイレパック)」が設置されています。
便器はTOTOのCS530Pです。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2AK(TCF5840系)です。
便器付近の小型手洗器は「コンパクト多機能トイレパック(現:コンパクト・バリアフリートイレパック)」専用品です。
手洗場も「コンパクト多機能トイレパック(現:コンパクト・バリアフリートイレパック)」専用品です。
オストメイト設備も「コンパクト多機能トイレパック」の付属の物が設置されています。
多機能トイレ内にはベビーチェアの設置があります。ベビーシートはありません。
一応多機能トイレの全景です。見ての通り狭いです。
だからベビーシートが設置できなかったのでしょうか。
【コメント】公衆トイレとしてはきれいです。内装や設備は近年の千代田区の公衆トイレとしては標準的な印象です。昔から千代田区の公衆トイレは外れが少ないイメージでしたが、最近はさらに進化してきました。